「海外女ひとり旅を安全に楽しむための7大原則と35のルール」を詳しく解説する記事シリーズもいよいよ終盤に差し掛かってきました!
基本的な考え方である「7大原則」を具体的な行動に落とし込んだのが35のルールです。
その「35のルール」を旅の段階ごとに分けて詳しく解説していきます。
今回は「タビナカで気をつけるべき20のこと」前編!
タビナカ=旅行中のコト。
実際に海外ひとり旅に出たとき、現地で気を付けるべきことをご紹介します。
「タビナカ編」は「読んで字のごとく!」ってコトばかりなので、スピードアップして、さくっと説明していきますね♪
<このシリーズの記事はこちら↓>
- 移動は全て明るいうちにする
- なるべくタクシーに乗らない
- 電車やバスで寝ない
- 街中でガイドブック・地図を出さない
- できるだけ大通りを歩く
- 堂々とよそ見せずに、ちょっと早歩きで歩く
- 常に荷物から目を離さない
- バッグはファスナーが前に来るように持つ
- スマホ、特にiPhoneは使う場所を選ぶ
- 相手が何言ってるかわかるまでは真顔
移動は全て明るいうちにする
「何度もしつこいっ!」
って思った人、全部読んで下さってありがとうございます!(涙)
でも、大事なので何度も言わせてください。
日が落ちたら外に出ない。
コレ、とっても大事です。
特に、荷物持ってたら逃げられないので、空港の行き帰りやホテル間の移動なんかは特にココを意識してください。
「夜の時間がもったいなくない?」
大丈夫。
ホテル内もレストランやバーにSPA、色々楽しめます♪
それに、ホテルに泊まるってだけで非日常じゃないですか??
発想を変えてみて、ちょっとホテルをランクアップして、プチ贅沢にホテルライフを楽しむって手も。
とにかく、移動は明るいうちに。
コレは基本中の基本として心に留めておいてくださいね。
なるべくタクシーに乗らない
どうしても仕方ないときもあると思います。
TAOも、なんだかんだで乗るコトあります。
でも、車って密室。
そしてドライバーさんは知らない人でだいたいの場合、男性。
9割はイイ人だと思うけれど、できれば避けておくのが無難。
それに、流しのタクシーは特に、ぼったくりや遠回りなんかでトラブルにもなりやすかったり。
車に乗らなきゃいけないときは、なるべくホテルやオプショナルツアーの送迎サービスや、UberやGrabみたいな配車サービスを使いましょう。
記録が残るし、ドライバーの身元もある程度保証されます。
どうしてもタクシーに乗る場合は、ホテルやレストランに呼んでもらって、流しのタクシーは避けましょう。
❝あなたがココから乗った❞ってコトを見てる人がいるコトになるし、高級ホテルなら、乗り入れられるタクシー会社をちゃんと選んでたりもします。
あとは、そうやって呼んでもらったドライバーさんが、女性で信頼できそうなら、連絡先を聞いて、その後のタビナカでお願いするのもイイですね。
TAOはランカウイ(マレーシア)の空港で呼んでもらったタクシーの女性ドライバーさんがとってもイイ人だったので、電話番号を聞いて帰りもその人にお願いしました。
コレも自己責任ですが、こういう手もアリってコトで。
電車やバスで寝ない
さすがにこんな堂々と寝る人はいないと思いますが(笑)電車やバスで普通に寝れちゃう日本はやっぱり治安がイイみたい。
外国人観光客はそれを見てびっくりするらしいです。
「自分の国なら即スリのターゲットになる!」って。
国によっては、「地下鉄でスマホ出すのもNG(盗られるから)」ってところも。
旅の疲れから、心地よく揺られているとどうしても眠くなっちゃうの、わかります。
TAOも日本だとすぐ寝ちゃうタイプ。
でも、海外ではぐっとガマンしましょう。
そもそも、土地勘無いから寝過ごしちゃうかもしれないしね(汗)
近距離なら立ってるって手も。
街中でガイドブック・地図を出さない
街中でガイドブックや地図を出してたら、スグに観光客だって丸わかり。
そうじゃなくても、日本人が少ないところなら、観光客だろうな~って思われてるだろうけど、コレやっちゃうと一発でバレます。
観光客はスリや置き引きなんかのターゲットになりやすいから、「7大原則」通り、「一目で観光客とわかる行動をしない」ようにしましょう。
地図はGoogle Mapがあるし、お店の情報なんかはガイドブックの写真を撮っといたり、そもそも電子書籍版のガイドブックを選ぶって手も。
スマホを出す場所も選ぶべきではあるけれど、地図を出すよりはまだこっちの方がイイかな、と思います。
できるだけ大通りを歩く
やっぱり大通りは人が沢山いますからね。
それだけ悪い人もいるかもしれないけど、人気のないところより100倍マシです。
道一本入っただけで、全然雰囲気が変わっちゃうってコト、よくあります。
細い道に入るときは、のぞいてみて、人がいなかったらやめときましょう。
治安の悪いところじゃなければ、沢山人がいれば、犯罪被害にも遭いにくいと思うし、何かあっても誰か助けてくれるかも。
そもそも人がいないってコトは、危ない道なのかもしれません。
ちょっと遠回りしても、大通りメインで。
その方が迷いにくくもなるし、いろんな意味で安全です。
堂々とよそ見せずに、ちょっと早歩きで歩く
コレも「在住者風を目指す」ための振る舞い方。
TAOはいまだに東京駅の中がどうなってるかわからなくて、キョロキョロ案内板を探しちゃいますが、一発で ❝おのぼりさん❞ ってバレますね(苦笑)
かよわく見える日本人女子が、ひとりで不安げにあたりをキョロキョロ見回していたら…。
助けてくれる心優しい人も、もちろん沢山いると思います。
だけど、悪い人もそれを見ています。
できるだけ、地下鉄の出口やお目当てのお店までの道を頭に入れておいて、堂々と歩きましょう。
ちょっと早歩きだと声もかけづらいから、なお良し!
常に荷物から目を離さない
コレね。ひとり旅で一番困ることかもしれません。
カフェでバッグを席に置いたままトイレに行ける日本は やっぱり平和です。
置き引き、ひったくり。
観光客が遭いやすい犯罪被害 No.1 かも。
同行者に「ちょっと荷物見てて」って言えないひとり旅は、ちょっと席を離れるにもいちいちバッグを持ってかないといけないので、「席取られちゃうかも!」って、いっつもドキドキします。
そういう時は、だいたいティッシュとか、ハンカチとか、取られてもダメージ少ないやつを席に置いていきます。
そして、テーブルにいる間も、背もたれとの間にしっかり挟むか、見えるところに必ず置いておきましょう。
特にオープンテラスのカフェなんかだと、ひったくられるかもしれないので、必ず通りと反対側に。
ちょっと窮屈だけど、ひざの上が一番ベストかも。
あとは、スーツケース持っての移動の時が一番困ります。
駅のトイレとか、スーツケースが個室に入らない時があるんですよね。(トイレの話ばっかでごめんなさい。でも切実!)
なので、できるだけ機内持ち込みサイズのスーツケースをオススメします。
入りきらない場合は、キャリーオンできる、折り畳み式のバッグをプラス。
容量がだいたい2倍くらいになるけど、縦が長くなるだけなので、こういう時に困りません。
階段の上り下りも、バッグは肩掛けして重さを分散できるからラクだしね♪
バッグはファスナーが前に来るように持つ
自分で書いててなんですが、ちょっとわかりづらかったですね。ごめんなさい。
コレは、画像みたいな感じで、バッグのファスナーの取っ手(?)部分が、自分の体の前の方にくるように、って意味です。
開けるところが見えてれば、スリに遭いにくいですよね。
人混みでは、チャック部分を自然に抑えておくこともできます。
バッグごと切られたらアウトだけど、できる対策はしておきましょう!
スマホ、特にiPhoneは使う場所を選ぶ
スマホ、特に iPhone は盗難に遭いやすいです。
iPhone の最新機種なら10万円はする。
これって、物価の安いところなら、半年分のお給料だったりも。
そしてスマホは中古市場が盛況なのでフツーに売れちゃいます。
なので、街中でスマホを出すときは、周りに十分注意しましょう。
だいたいの場合、片手で持ってるだけだから、ひったくられやすいですからね。
TAOはリングつけてます。
で、基本スマホ出すときは、他にスマホ見てる人がいるとこで、待ち合わせ風を装いながら止まって見ます。
これで100%対策できるとは思わないけど、気をつけてるだけで、だいぶ違うんじゃないかな~と思ってます。
相手が何言ってるかわかるまでは真顔
働くアラサー女子、誰かに話しかけられると、つい笑顔で対応しちゃいませんか??
TAOもそう。
もう、条件反射的に「ニコッ」ってしちゃいます。
だけどコレ、場合によっては「Yes」と取られます。
語学堪能な人は別として、いきなり英語で話しかけられると、頭の中「???」ってなりますよね。
で、「???」って思いながら、なんとなく感じよく「ニコッ」ってしちゃう。
そうすると、相手はGOと思って話をどんどん先に進めちゃうかもしれません。
コレって、どうも日本人特有らしいです。
TAOが初めてひとり旅をするときに、「欧米人の女性は、相手の言ってることが理解できるまで真顔」っていうのを見て、「ホントに~??」って半信半疑だったんですね。
で、観察してみたら…
本当でした!
どうみても怪しくない(ハズ!)の女性であるTAOが話しかける時すらそうでした。
もちろん、話が通じればみんな「ニコッ」ってしてくれますが、最初はコワかったな~。
だけど、コレがスタンダードっぽいです。
海外では、相手の言ってるコトがわかるまでは真顔を通しましょう。
笑顔は話の内容がわかってからでも遅くありません!
以上!
「海外女ひとり旅を安全に楽しむための7大原則と35のルール」のうち、「タビナカで気をつけるべき20のこと」前半10個をご紹介しました♪
今週後半から、ちょこっと旅に出てきます!(嬉)
ということで、次の更新は来週末になっちゃうかもしれません。
この旅行のお話も、帰ってきてからUPさせてもらいますね♪
それでは、お読みいただき、ありがとうございました!
<[後編]はこちら↓>
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