前々回の記事で、2020年発券初め(!)の喜びを書きました♪ 笑
その後、GWのホテル予約も完了!
勢いに乗って、夏休みのヨーロッパ旅行も発券しちゃいました♪
旅行の予定が決まると心に余裕ができますね。笑
新型コロナウィルスの影響がちょっぴり心配だけど…
早く治まりますように(><)
☆☆☆
さてさて、だいぶ色々と横道にそれましたが、本編「❝ひとりたび❞ の作り方」と、ロサンゼルス旅行の記事とを交互に書いてます。
今回は、本編「❝ひとりたび❞ の作り方」を詳しく書いていく記事。
<「❝ひとりたび❞の作り方」の概要はコチラ↓>
これまでは、第1段階「フライトから行き先を絞り込む」を数回に亘って詳しく解説してきました。
<過去記事はコチラ↓>
と、言っても、フライトだけで行き先を決めちゃうのは、それはそれでNG。
人によって、旅行に行ける時期や期間は限られてますよね?
その、行ける「期間」や「時期」って、行き先を選ぶのに、とっても重要な要素なんです。
ココを外した行き先にしちゃうと、❝初めての海外女ひとり旅❞を楽しめないばかりか、トラブルに遭う可能性が格段に上がっちゃったりも…(汗)
ってコトで、今回からは、安全に楽しく旅をするための第2段階、「行きたい時期・期間とマッチするところに決める」を、詳しく説明していきます!
ざっくりおさらい
以前の記事、「初めての ❝ひとりたび❞ の作り方を簡潔に5行でご紹介。」でざっくりご紹介した、「行きたい時期・期間とマッチするところに決める」の詳しいやり方は…
Step2:行きたい期間で無理がない&ベストシーズンかつイベント期じゃないところを選ぶ
でした。
これを要素に分けると、
自分が行ける…
- 日数でムリなく楽しめるか?
- 時期はベストシーズンか?
- イベント期じゃないか?
となります。
「弾丸じゃダメ?」
「ベストシーズンじゃなくても良くない?」
「イベント期って、どういうコト???」
確かに、弾丸旅もオフシーズンの旅行でも、楽しむ方法はいくらでもあります。
イベントやってる時はソレを目的に行くならもちろんOK!
だけど、初めてのひとり旅、特に海外旅行の経験が少ない人・英語が得意じゃない人には、デメリットの方が大きいっていうのがTAOの考え。
初めてのひとり旅は不安ばかり。
ちょっとでも不安要素は減らした方がいいですよね?
ってコトで、「なんで?」を1つずつ説明していきます。
今回は「❝行きたい期間で無理のない行き先❞ってどういうコト?」編。
❝行きたい期間で無理のない行き先” とは?
それでは早速いってみましょう!
❝行きたい期間でムリのない行き先❞ とは…
①自分が行ける日数内で
②焦らず、疲れず、行きたいところにちゃんと行けるスケジュールが組める
行き先のコト。
忙しい働くアラサー女子。
休める日数って限られてますよね??
有休はフツーなら1日、ちょっと頑張って3日連続っていうのが一般的カナ、と思います。
そうすると、旅行に使える日数は、土日にくっつけて3~5日、3連休に付けられて4~6日ってトコじゃないでしょうか。
もちろん、GWや夏休み、年末年始休暇なら、もっと時間が取れる人もいるでしょう。
その決まった日数の中で、余裕を持ったスケジュールで行けるトコ。
コレ、とっても重要です!
なぜかというと…
弾丸でも行けることは行けるんですけどね。
初めてのひとり旅、きっと無意識にスゴく疲れちゃうと思います。
たぶん、ずっと気を張ってるからですね。
疲れは判断力を低下させます。
海外でたったひとり、頼れるのは自分の判断力だけ。
判断力の低下は致命傷になりかねません。
それに、タイトなスケジュールにすると、焦ってトラブルを呼び込みがち。
間違って逆方向の電車に乗っちゃったり、時間が押しちゃって、女ひとり旅では避けたい白タクに乗っちゃったり…。
どっちも経験済・・・汗
焦らず、余裕を持ったスケジュールで行けるところに行く。
フツーの旅行でもそうですが、❝初めての海外女ひとり旅❞では、特に念頭に置いておきたいルールです。
そうは言っても…。
有休は取れて1日。でも、行きたいのはヨーロッパ。
3連休じゃ弾丸になっちゃうし、だからってGWや夏休みは高い。
それじゃ、いつまで経っても行きたいところに行けないよ!!(涙)
その気持ち、と~ってもよくわかります!
TAOも、自分の取りたいタイミングで休み取れない職場だし、3日連続有休なんて、年1回取れればラッキー。
海外女ひとり旅に慣れてきて、トラブル予防やリスク対応がちゃんとできるようになれば、弾丸で行ってもイイと思うし、ちょっと工夫すれば、GWや夏休みに安く行ける方法もあります。
でも、それはやっぱりリスクを伴うやり方だから、休みが取りづらいなら、❝初めての海外女ひとり旅❞は、短期間で近場にしとくコトをオススメします。
それに、もしかしたら❝初めての海外女ひとり旅❞。
実際行ったら寂しすぎて嫌になっちゃうかもしれないし、ね??(笑)
もちろん、全然興味ないところに行く必要は無いけど、一番じゃなくても近場で行ってみたいトコロ、1つくらいはありませんか??
自分が1人旅に向いてるかどうか確認する意味でも、最初は練習と思って近場に短期で行くっていうのもアリ!
行きたいトコロの平均必要日数を知る
「じゃあ、自分が行きたいトコロは何日くらいあれば ❝無理なく❞ 楽しめるの??」
コレ、ひとり旅じゃなくても気になりますよね。
TAOのオススメの方法は、
「とりあえず旅行会社のパッケージツアーを眺めてみる」
コト。
旅行会社のパッケージツアーは万人受けするように作ってあるので、それほどタイトなスケジュールでの販売は、まずしません。
例えばJTB。
イギリス・ロンドンで調べてみました。
コレは海外ツアーの検索画面なんですが、右上の青枠のトコロ、「旅行日数」の❝2日❞~❝4日❞が、グレーアウトしてるのがわかりますか??
ちょっと、わかりづらいかな??
拡大してみます。
ピンク枠、❝5日❞~❝9日以上❞ は、ちゃんと選べるようになってます。
コレはつまり、JTBでは旅行日数4日間以下のロンドンツアーを販売してないってコト。
旅行会社であるJTBが「4日以下のロンドン旅行はちょっと、ね…。」と判断してる、と考えることができます。
物理的には、行こうと思えば土日だけでも実は行けちゃうんですよ??
-
1日目土曜日
深夜 2:45 羽田発→朝 6:23 ロンドン着<JL41便>
~滞在時間 約12時間半~
夜 19:00 ロンドン発→(機内泊)<JL44便>
-
2日目日曜日夕方 15:55 羽田着
滞在時間、約12時間半。
入出国や空港⇔市内の往復時間を考えると、実質市内で遊べるのは6~7時間ってトコかな。
TAOの会社で海外出張の多い人は、こんなスケジュールでの出張によく行ってます。
ブラックではない。忙しすぎるから時間を効率的に使いたいだけ。…たぶん。 苦笑
が、フツーはあんまりやらないスケジュールだと思います。
ってコトで、旅行会社も、こんなスケジュールでのツアーは販売しないワケですね。
もちろん、❝初めての海外女ひとり旅❞ には、全くオススメできません!
ちなみに、JTBのツアー最低日数❝5日間❞ だと、こんな感じ。
-
1日目<移動日>日本発→ロンドン着
午前 11:30 羽田発→夕方 15:15 ロンドン着<JL43便>
(ロンドン泊)
-
2日目終日フリー~1日目~(ロンドン泊)
-
3日目終日フリー~2日目~(ロンドン泊)
-
4日目夕方頃までフリー → <移動日> ロンドン発
夜 19:00 ロンドン発→<JL44便>
(機内泊)
-
5日目<帰国日> 日本着夕方 15:55 羽田着
現地で丸々2日半以上、自由に使えます。
このくらいあると、ロンドン市内なら十分楽しめますね♪
こんな感じで、❝旅行会社が何泊くらいのツアーを出してるか??❞ っていうのは、旅行に必要な日数を考える目安になるんですね。
とはいえ、最短日程だとちょっと少ないかな~って思うことも多いので、
❝その行き先で出てるツアーの最短日程+1日❞ 以上あるとベスト!
ちなみに、検索したときに一番沢山検索結果がヒットする日数が、一般的に人気のある日数だと推察できますね。
「なるほど~。わかった!…でも、もっと手間かけないでわかる方法ない??」
わかりました!
TAOの独断と偏見に基づく、各地域の必要日数を書いてみましょう!
地域別にざっくりこんな感じ。
※但し、直行便就航都市で考えた場合です。
メインの都市から郊外に行くと、またプラスαの移動時間がかかるからね。
韓国・台湾:2~3日
中国・香港・グアム・サイパン:3~4日
東南アジア・ドバイ:4~6日
ヨーロッパ・北米:5~7日
※中央アジア・ドバイ以外の中東・アフリカ・南米あたりは、❝初めての海外女ひとり旅❞にはハードルが高いので除きます。
どうでしょう??
あなたの気になる行き先は、休める期間で行けそうですか??
タビナカの所要時間を考える
ここまでで、行き先別の ❝一般的な❞ 適した日数はわかりました。
でも、それってイコール自分が❝楽しめる❞ か??っていうとちょっと違う。
「ココに行きたい!」って国や都市があるときって、そこで行きたいトコロや見てみたいイベントがあるからじゃないでしょうか。
いくら ❝一般的に❞ 適した日数だからって、それができないんじゃ、満足度は半減どころか下手したらゼロになっちゃいます。
自分が ❝やりたいコト❞ ができる日数かどうか。
❝初めての海外女ひとり旅❞ を思いっきり楽しむためには、ソレってとっても大事!!
TAO流❝ひとりたび❞のモットーは「安心・満足・手頃」ですからね。
いくら「安心・手頃」でも、「満足」できないんじゃ意味がありません。
行き先を決める前に、
「自分が休める日数で、❝やりたい事❞ が、ちゃんと余裕を持ってできるか??」
も、ざっくり考えておきましょう。
TAOのオススメは、❝やりたい事❞の必要日数+1日(予備)を確保するコト。
❝やりたい事❞の必要日数だけでもイイんですが、海外、特に初めて行く場所では、色んな事に想定以上に時間がかかるモノ。
特に移動は、自分が計画した時間の倍見てちょうどいいくらい。
そして、ひとり旅の醍醐味は、自分がしたいように、その日のスケジュールを変えられることです。
例えば、TAOの実体験で言うと、ニューヨークに行ったとき。
メトロポリタン美術館は午前中3時間もいれればイイかな~って思って、午後は自由の女神を見に行くことにしてたんです。
だけど、実際行ってみたら…
めっちゃ広いし、「スゴイ!ずっと見てたい!!」って絵が沢山あって、気が付けば夕方!!(驚)
自由の女神は泣く泣く諦めて対岸から見るだけにして、残った時間はお買い物に切り替えました。
それに、天気が悪かったり、体調を崩しちゃったりで、計画通り行動できないカモ。
1日バッファを設けておけば、気分的にも余裕を持って過ごせるし、現地で見つけた貴重な出会い(それが建物でも、美術品でも、気に入ったカフェでも♪)を大事に楽しむことができます。
じゃあ、どうやって❝やりたい事❞の必要日数を考えるか。
フランスを例にして考えてみますね。
とりあえず、日本から直行便でパリに入るとします。
基本フライトはこんな感じ。
※日数は、移動時間ではなく、カレンダー的に必要な日数です。
時差があるから、往路と復路でカレンダー的にかかる時間が変わってくるワケですね。
◆往路:1日
AM 11:40 羽田発→夕方16:25 パリ着
◆復路:1日半
夜 19:30 パリ発→(機内泊)
翌日 夕方 15:25 羽田着
往路は夕方着ですが、入国審査+市内までの移動で夜になるので、この日は観光には使えません。
復路は夜発ですが、同じく空港までの移動+出国審査の時間があるので、15時過ぎには市内を出発する必要があります。
と、すると…
移動だけで2日半使うことになりますね。
5日間の休みなら、現地滞在時間は2日半、6日間の休みなら3日半。
こんな風に、自分が休める日程から移動に必要な日数を引いた日数が、あなたが❝やりたいコト❞に使える日数となります。
更に詳しく、やりたいコト別に例を挙げて必要日数を見てみましょう。
パターン①:パリでルーブル美術館をじっくり見たい
あなたの希望が、
・ルーブル美術館をじっくり満喫することがMust。
・オルセー美術館もできれば行きたい。
・時間があればショッピングもしたいな。
だったとします。そうすると…
ルーブル美術館:1日
オルセー美術館:半日
ショッピング:半日
予備日程:1日
これで3日間。
オルセーとショッピングは❝できれば❞だからコレを予備日程にそのまま充ててもOK。
とすると、現地で必要なのは、少なくとも2日間ですね。
これなら、5日間の休みでOKです。
パターン②:パリでのショッピングとモンサンミッシェルに絶対行きたい!
次に、あなたの希望が、
・パリで○○のお店に行ってショッピングするために行く!
・モンサンミッシェルにも絶対行きたい!
だった場合。
モンサンミッシェル:1~2日
ショッピング:1日
予備日程:1日
パリだけじゃなくて、モンサンミッシェルみたいに他の都市にも行きたい。
こういう場合は、より余裕を持ってスケジュールを組むことが必要です。
パリ ⇔ モンサンミッシェル は現地オプショナルツアーもあるので、最低1日で行けます。
だけど、「やっぱりせっかくだから泊まりたいよね♪」
と、なると2日間。
自分でTGV(新幹線みたいなヤツ)を手配していく場合は、さらに電車の遅延やバスの渋滞リスクも考える必要がありますね。
と、なると、現地で必要なのは3~4日。
移動と合わせて、休みは6~7日必要になります。
☆☆☆
こんな感じで、自分が❝やりたいコト❞をベースに、タビナカの必要日数を考えてみてください。
もし、特にやりたいコトが行きたいトコロがあるわけじゃなくて、「街をぶらぶらしたい♪」ってだけなら、ここまで考えなくてOK。
その場合は、上の一般的な所要日数を目安にしておきましょう。
余談だけど、モンサンミッシェルに行くなら是非、島内ホテルに泊まるのをオススメ♪
観光客の少ない、早朝のモンサンミッシェル。
教会っていう本来の神聖さをじっくり感じられて、曜日があえばミサも見学させてもらえちゃいます♪
時差を考慮する
コレは特に、北米やヨーロッパに行きたい場合、気を付けておきたいコト。
この時差の感じって、慣れないとなかなか掴めないんですよね(汗)
「フライト時間13時間」
って聞くと、なんとなく、
じゃあ、移動に片道半日かかるってコトだね。
って思っちゃいませんか??
実はコレ、必ずしもそうじゃないんです。
上の例でも書いた通り、北米やヨーロッパなんかの時差が大きいトコロに行く場合は、移動だけでカレンダー的に往復最大3日間必要になるコトがあります。
「何ソレどういうコト??」
ニューヨークを例にして見てみましょう。
※スマホの人~!キャプチャ見づらかったらごめんなさい!
拡大して見て下さい<(_ _)>
まずは時差の考え方から。
日本とニューヨークの時差は14時間。
日本の方が14時間進んでいます。
(サマータイムはややこしくなるので、ココでは考慮しません。)
この記事を書いているのは、日本時間 2/2(日) 夕方17:45。
NY時間だと、同日 2/2(日) の午前 3:45。
この時差よりフライト時間の方が短い場合…
なんと!
カレンダー的には時間が巻き戻って、プチ・タイムスリップ体験ができちゃいます!(笑)
例えば羽田→NYは、フライト時間約13時間。
東京⇔NYの時差 14時間より1時間短いですね。
そうすると…
例えば、日本時間 2/3(月) 午前 11:05 羽田発のJL6便に乗ると…
ニューヨークへの到着は、NY時間で同じ2/3(月) 午前10:00。
1時間、巻き戻っちゃいました!(驚)
逆に復路は、カレンダー的には余計に時間がかかります。
ニューヨークを、NY時間 2/3(月)11:05 に出発するJL3便に乗ると…
羽田への到着は、日本時間で翌日の2/4(火) 15:25に羽田に到着します。
つまり、カレンダー的には、約2日かかっちゃうワケですね。
コレが、フライト時間が半日程度でも、カレンダー的にはプラスαの日数が必要になっちゃう理由。
時差の感覚は慣れないと掴みづらいので、計画を立てる段階で気にしておきましょう。
帰国翌日は休み推奨
最後に、働くアラサー女子ならではのコレ。
帰国翌日は、1日家でゆっくり休めるスケジュールがベストです。
例えば、休みが5日間なら、旅行は4日間にして、最後の1日は休息日に充てる。
❝初めての海外ひとり旅❞ って、無意識にめっちゃ疲れちゃうハズ。
特に北米・EUは時差もキツイから、疲れに時差ボケもプラスされます。
旅行中は、たぶん、アドレナリン出まくってて大丈夫なんですよ。
だけど、日本に帰ってきた瞬間、安心するんでしょうね。
気を張ってた分の疲れが一気に襲ってきます。
フツーに海外旅行行くだけでも、結構そういうコト、ありません??
ひとり旅だと、緊張もMAXになるから、余計そうなっちゃうんですね。きっと。
❝初めての海外女ひとり旅❞は、ものすごい非日常。
帰ってきてからも変なテンションが続いちゃうコト、間違いありません(笑)
そして、疲れと一緒に、コレ以上ないくらいの達成感を感じてるハズ♪
そんな余韻を味わうためにも、頭をクールダウンさせるためにも、体を休めるためにも、帰国翌日は、おうちで1日ゆっくり休むのがベスト!
どうしても休みがギリギリしか取れないなら、早朝着のフライトにして、到着日をその日1日休むのでもOK。
そんなコトも考慮して、旅行の必要日数+1日=休める期間、にするのがオススメです!
まとめ
以上、「行きたい期間でムリなく楽しめる行き先を考える」方法でした!
・パッケージツアーから必要な日数感の目安を付ける
・「やりたいコト」を余裕を持って楽しめる日数を考える
・移動に必要な日数は時差が影響する
・帰ってきた翌日は1日ゆっくり休む
お読みいただき、ありがとうございます♪
<Step1-① はコチラ↓>
<❝ひとりたび❞ の作り方【初心者編】の記事はコチラ↓>